ヒナゲシ(ポピー)は怖い・毒性のある危険な花?由来を調査!

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ひらひらと透き通るような花びらが美しいポピー。別名ではヒナゲシ(雛罌粟・雛芥子)と呼ばれていますよね。
ヒナゲシには毒があると聞きますが、毒性は強いのか。また、育てても大丈夫なのか。花言葉や由来も交えて、怖い真相に迫ります。

ヒナゲシ(ポピー)について

分類 ケシ科ケシ属
原産地 ヨーロッパ
別名 グビジンソウ(虞美人草)、シャーレイポピー
開花時期 4〜6月

ヒナゲシ(ポピー)の花言葉

ヒナゲシ(ポピー)の主な花言葉は以下のとおり。

忘却、眠り、想像力

そして、色別の花言葉は以下。

写真:かわいいお花の豆知識

感謝、慰め

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眠り

写真:かわいいお花の豆知識

富、成功

……と、ここまでは怖い印象のないお花ですよね。ではヒナゲシの名前の由来は怖いのか。真相を解明していきます。

ヒナゲシ(ポピー)の由来は怖いのか。

中国の伝説

中国・秦末期の武将である項羽が劉邦に追いつめられたと知り、項羽の愛人・虞美人(グビジン)は自害してしまいました。

彼女のお墓に咲く、真っ赤な花を虞美人草(グビジンソウ)と呼び、これがヒナゲシの別名になったといわれています。

こう聞くとヒナゲシの由来は怖いというより何だか不気味ですよね。華奢で透きとおるような花弁が虞美人の肌を指すようで……ますます怖いです。

ギリシャ神話の伝説

また、ギリシャ神話でヒナゲシは、眠りの神ソムアヌが豊穣の神デメテルを眠りにつかせるために作った花ともいわれています。

そのため、花言葉には『眠り』が使用されているのですね。ギリシャ神話の由来の多くは『復讐』がメインのせいか、怖いものが多い印象ですね。

ヒナゲシ(ポピー)の毒性について


ところで、ヒナゲシには毒があるのはご存知ですか?ヒナゲシに限らずケシ科の植物には毒性があり、中には育てているだけでお縄についてしまう、怖いものもあるのです。

では一体、どのケシなら育てて大丈夫なのか。育ててはいけない『危険な』ケシと、育てても大丈夫な『安全な』ケシの違いを説明していきましょう。

ケシとヒナゲシの違いは毒性の強さ

育てても大丈夫なケシ(ポピー)と、危険なケシの大きな違いは『毒性』の強さ。

中でもソムニフェルム種とセティゲルム種は毒性が強く、代表される『アツミゲシ』や『ハカマオニゲシ』などは厚生大臣の許可を取らなければ育てられません。

そうは言っても、見た目がどのように違うのか分からなければいけませんよね。以下に特徴をまとめました。

危険な『ケシ』の見分け方

危険なケシに代表される『ケシ』は、高さ100~150cmと大柄なので目立ちます。全体に黄緑色で、葉は大きな長楕円形で縁がギザギザなのが特徴といえるでしょう。

5~6月に直径10cmほどの大きな花を咲かせ、花弁は4枚。白色、赤色、紫色などがあります。

アツミゲシとは?

アツミゲシとは、愛知県の渥美半島で大繁殖していたことからその名がつきました。
高さ30~80cmと全体的に小さく、葉は狭心臓形で縁はギザギザ。
こちらも花弁は4枚で、紫や赤紫色の花を咲かせます。

繁殖力が強く、空き地などに野生化していてしるため、うっかりヒナゲシだと思って引き抜いて育てるとお縄についてしまうことになりかねません。

よく観察して、育てても大丈夫なケシの花を育てましょう。

安全なヒナゲシを育てるために

正規の『安全な』ヒナゲシを育てるには、日本産の有名メーカーのヒナゲシ(ポピー)の種や苗を買うのが一番ですね。

海外産のヒナゲシは、上記に該当する『危険なケシ』の可能性があるので購入は控えましょう。

ヒナゲシ(ポピー)の育て方と手入れ方法

鉢植え(プランター)の場合

鉢植え(プランター)に植え付ける場合は、培養土もしくは赤玉土(小粒)と、腐葉土を7対3くらいの割合で入れて下さい。

なるべく根を傷つけないように取り出し、植え付けます。

地植えの場合

ヒナゲシ(ポピー)を地植えする場合は、水はけがよく日当たりのよい場所に、苦土石灰などを混ぜた土を使用し、地植えを行いましょう。

どうしても水はけの悪い場所しかないときは、腐葉土を追加し、極力乾燥させ気味に育てると成功しやすいです。

灰色カビ病対策は?

ヒナゲシ(ポピー)は比較的病気に強く丈夫な植物なので、よほど世話が下手でない限り、枯らす心配はありません。

とはいえ、いくら丈夫なヒナゲシにも弱点はあります。それは、花のあちこちに灰色のカビが生える『灰色カビ病』です。

これは治すのが非常に難しい病気なので、灰色カビ病にかかっている個体を見つけたら、他の個体に病原菌がうつる前に、すぐに取り除きましょう。

現状では、早期発見で灰色カビ病が広がるのを食い止めるしか手はないので、出来る限りヒナゲシが蒸れないように気を付けて下さい。

ヒナゲシ(ポピー)のまとめ


ヒナゲシ(ポピー)は、虞美人のように透き通った花びらが美しいお花。

ですが、花言葉の由来が怖かったり、毒性があったりと、まさに『綺麗な花には棘がある』状態のお花ですよね。もっとも、ヒナゲシの場合は棘ではなく『毒』ですが。

オレンジや黄色と明るい色が多いお花なので、寄せ植えにしたり、畑に植えると見栄えもよいので『由来なんかどうでも良い』という人は、ヒナゲシの美しさを堪能してみてはいかが?