クリスマスローズの由来が怖い!毒のある危険な花って本当?

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シックな色と、特徴的な花姿が人気のクリスマスローズ。
クリスマスローズと聞くと、名前の通り”クリスマスに咲く花“をイメージする人が多い印象ですが、実は1月〜4月に咲くお花なのです。
では、何で『クリスマスの花』なのか。可憐な花姿の裏に隠された花言葉の由来と、その真相を解明していきます。

クリスマスローズの花言葉が怖いって本当?

クリスマスローズの主な花言葉は『私の不安を和らげて』『慰め』といった癒やしの言葉。
これだけならまだ安心できますが、実はこの花言葉の他にも、代表的な花言葉として『中毒』『悪評』『スキャンダル』などの怖い花言葉が隠されていたのです。

クリスマスローズの怖い花言葉の由来は?

クリスマスローズの原種にあたる”二ゲル”が属するヘルボルスは、ギリシャ語で『殺す食べ物』という言葉を表しています。
初っ端から、何とも物騒な響きの単語が出てきましたね。
殺す食べ物って……昔の人は、クリスマスローズを使って、何人もの人を犠牲にしなくてはいけないことでもやらかしたのでしょうか?
と、その話は置いておいて、クリスマスローズはその名『ヘルボルス』の通り、根茎と葉に毒があります。
怖い花言葉『中毒』の由来も、これが原点だといわれていますね。まさか可憐な佇まいの花の裏側に、こんな衝撃的な花言葉の由来があるなんて、誰も想像してなかったはず。

クリスマスローズの名前の由来とは

では、なぜクリスマスローズが『クリスマスローズ』と呼ばれるようになったのか。
それは、キリストとマデロンの物語が由来しています。
キリストが生まれたときに、金や没薬(ミルラ)などの宝物を持ってやってきた、東方の三博士。その中の一人に、マデロンと言う貧しい少女がいました。
本当なら彼女も、キリストへお祝いの品を捧げたかったのですが、自身の貧しさゆえに、何もキリストに捧げることができませんでした。
その時に、マデロンは『せめて花でも渡せたら…』と思ったのですが、季節は真冬の真っ只中。
雪が白く積もった地面に、花は一輪もありません。
がっかりしたマデロンが、嘆き悲しみながら『村に戻ろう』と決意したその瞬間、空から天使が降りてきて、暗い夜の冷たい地面に触れました。
するとそこに白い一輪の花が咲き、彼女にそれを“祝福の証”として、キリストへ捧げるように伝えました。
こうして無事にマデロンはキリストに祝福の品を渡すことができたのです。
このことから、キリストの誕生日に咲く花として『クリスマスローズ』の名が付けられました。

クリスマスローズの由来その②

クリスマスローズの怖い由来として、プロイトスとメランプスの物語があります。
ティリュンス王であるプロイトスは、ヘラの彫像をあざ笑ったため、罰として、全裸で娘たちがペロポネソス半島を走り回るように魔法をかけられてしまいました。これは親だったら恥ずかしいどころの問題ではないですよね!
頭をかかえたプロイトスは、山羊飼いのメランプスに娘達の狂気を治すように頼み、治せたら報酬として国土の3分の2を与えると約束を交わしました。
そこでメランプスは、プロイトスの娘達を引きとめて、クリスマス ローズを食べた山羊の乳を飲ませたところ、娘のうちの一人は救うことができなかったのですが、残り二人の正気を取り戻させることに成功しました。
このことを機に、クリスマスローズは呪いを解く『解毒剤』として世に出回るようになったそうです。
また、解毒剤に使われるほどの強い毒を持っていることから『中毒』や『スキャンダル』などの怖い花言葉が生まれました。

クリスマスローズの由来その③

最後にご紹介するのは、天国から地上にもたらされたクリスマスローズの神話です。
美しい楽園が雪に覆われ、花が一輪として残っていなかった時期に、アダムとイヴは楽園を追放されることになりました。
そのとき二人は『せめてクリスマス ローズを地上へ持ち出したい!』と、神に許しを乞いました。
このことより、クリスマスローズは『神の約束』『いたわり』『愛情の印』として、神様に捧げられるようになったとされています。

クリスマスローズの育て方と豆知識

神様に捧げる花、クリスマスローズは、シックな花色や変化に富んだ形、うつむいて咲く奥ゆかしい姿などが魅力のお花ですよね。
ここからはクリスマスローズの育て方も詳しくご紹介していきます。

クリスマスローズの種まきはいつ?

クリスマスローズの種まきの時期は9月下旬から10月下旬がちょうどよいと言われています。
  1. まずはポットに7分目ほど土を入れ、湿らせます。
  2. そこに種をまき(20粒くらい)その上から約1センチほどの厚さに土を敷き、ポットの底から溢れ出るまで水を与えます。
  3. その後、種まきしてから発芽までは、用土と種をカラカラに乾燥させて、種に皺を作らないようにして下さい。
クリスマスローズは発芽まで約6ヶ月ほどかかりますので、発芽までの期間中は、雨の当たらない日陰の場所で極端に乾燥しすぎないように注意しましょう。

クリスマスローズの育て方は簡単?難しい?

クリスマスローズは育てるのが難しいと言われています。
よく枯らして失敗してしまうという意見が見られますが、大半が水のあげすぎと、苗を植える時期が原因です。
育て方のポイントは、10〜12月に苗を植えること。
この時期に苗を植えれば早めに根付くので、枯れずに成功しやすいです。
とはいえ、苗から育てても開花するまでに、約1年ほどはかかりますので『どうしても早く咲かせたい!』のなら”開花株“を購入しましょう。
また、クリスマスローズは乾燥した土を好む植物なので、常に土が湿っていると根腐れして枯れてしまいます。
ですので水やりは、土の表面がカラカラに乾いてから行うのがポイントです。
夏は夕方、冬は朝方に株元だけにかかるように水を与えましょう。
肥料は年に3回、10月と12月、2月頃に、ゆっくりと効果の出るタイプの化成肥料を与えましょう。

クリスマスローズの毒は怖い!育てるのも難しい。けれど素朴で美しいお花

クリスマスローズは早春に咲く数少ない花のひとつで『合格祈願の花』として、一躍有名になりました。
が、しかし、その裏側には『中毒』の意味を持つ、怖い花言葉の由来が潜んでおり、本当に合格祈願の花に向いているか?と聞かれたら、思わず首を傾げたくなりますよね。
ですが安心して下さい。
花に毒性はあっても、実際に食べなければ問題ありません。
毒性のある花はクリスマスローズに限った話ではないので、あまり深く悩まずに、クリスマスローズを見て『綺麗だな』と感じたら、愛情を込めて育ててみて下さいね。