ワスレナグサ(勿忘草)は怖い?”私を忘れないで”の由来は…

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春の花
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春の山野草でもあるワスレナグサ(勿忘草)
花言葉が怖いことで有名ですよね。
ですがこの怖い花言葉には悲しい恋の物語があったのです。

ワスレナグサ(勿忘草)について

  • 分類:ムラサキ科ワスレナグサ属
  • 原産地:ヨーロッパ
  • 別名:フォーゲットミーノット、ヒメムラサキ(姫紫)、ルリソウ(瑠璃草)
  • 時期: 3〜5月
  • 花色:青、紫、ピンク、白

ワスレナグサにとって、日本の蒸し暑い時期(特に夏)は苦手。

そのため一般的には、春に咲く一年草として扱われますが、涼しい地域では夏いっぱいまで咲き続けます。

ワスレナグサを丈夫で長持ちさせたいのなら、出来る限り温度管理をしっかりと行ってあげて下さい。

ワスレナグサ(勿忘草)の花言葉の由来

可憐な花を咲かせるワスレナグサ(勿忘草)ですが、その裏には、悲しい恋の物語が隠されていました。

中世の騎士ルドルフの物語

ドナウ川の岸辺に咲くワスレナグサ(勿忘草)を、騎土のルドルフが恋人のために採ろうとしたところ、誤って足を踏み外し、川に落ちて命を落としてしまいました。

その際、恋人にワスレナグサを投げながら『私を忘れないで!』と叫んだのが、のちの由来となっています。

さらに、ルドルフが居なくなった後、恋人のベルタが最期までワスレナグサを髪に付けていたことより”真実の愛”という花言葉も同時に付けられたそうです。

勿忘草はアダムが名付けた花

中世ドイツの伝説以外にも、もうひとつの伝説をご紹介します。

人類が生まれた頃、アダムはエデンの園に咲く花ひとつひとつに名前を付けていました。

ようやく全ての花に名前を付け終えた。そんなとき、ふと足元から、か細い声が聞こえてきました。

『私には、一体どんな名前が付くのでしょうか?』

見下ろせば、そこには小さな美しい花が一輪、咲いていました。それを見つけたアダムは

『こんなに美しい花に名前をつけ忘れたなんて……!僕としたことが、なんてことだ!

この花には絶対に忘れないようにと、僕からの願いを込めて”ワスレナグサ”と名付けよう!』

こうしてこの花は、アダムから『ワスレナグサ=勿忘草』という名前を授かったわけです。

どちらも『私を忘れないで』という意味に違いありませんが、どうせなら『アダムが大切にしようと名付けた花』だと思いたいですよね。

確かに、ワスレナグサは存在感の薄い花なのかも知れませんが、ひっそりとした佇まいにはどこか品があり、花ひとつひとつを見ても小さく可愛らしく、個性の光る花に違いありません。

ワスレナグサを他の花と見間違える人も沢山いますが、けして存在感の薄い、幸薄そうな花だと思わないでいただきたいですね。

ワスレナグサ(勿忘草)の英名は、ハツカネズミの耳が由来

ワスレナグサ(勿忘草)は英名ではミオソティス(ハツカネズミの耳)と呼ばれています。

これは、やわらかい毛に覆われた細長い葉が、まるでハツカネズミの耳のように見えることから名付けられたそう。

こう聞くと、ワスレナグサの可愛らしさがより鮮明に伝わりますよね。

ワスレナグサ(勿忘草)は怖い花じゃない!愛の形を伝える可憐なお花。

ワスレナグサは『私を忘れないで』の花言葉から、怖いイメージを抱かせるお花として、一時期話題となっていました。

ですが本当は、小さなハツカネズミの耳のように、柔らかく可憐なお花なのです。何もワスレナグサ=怖いと感じる必要はありません。

確かに、その背景には悲しい恋の物語が隠されていますが、良い意味で”真実の愛”という花言葉もあります。

ですのでこれを機に、仲の良い奥さんに”愛の形”としてワスレナグサをプレゼントしてみるのもおすすめですよ。